環農水研・食品技術ニュース第65号 2024年6月27日配信 「水なす塩」の製法紹介 技術移転促進プログラム 「技術移転促進プログラム」とは、環農水研で開発された食品関連技術を効果的 かつ効率的に普及させることを目的として、商品化を実施する府内の食品関連事業者等に技術を移転する制度です。 今回は、そのプログラムにあります「水なす塩」の製法についてご紹介します。 水なす塩とは水なすの果皮を粉末にし、果皮の色を利用したピンク、紫、青色の塩で、水なす果皮のアントシアニンの色調変化をコントロールし3色作製できます。 使い方は料理やお菓子で、おしゃれに、また普段使いにも、様々なシーンでご利用できます。 製法 水なす果皮色の安定化と発色の技術を使用して、水なすの果皮の粉末を塩にまぶします。 製造には食品乾燥機とハイスピードミルが必要です。 1まず水なすの皮をむきます 2水なすの皮を食品乾燥機で熱風乾燥します 3色止めしながら粉砕します 4発色させながら塩にまぶします 5発色した塩を乾燥します 食品関連事業者を支援する各種メニューをご利用いただけます(一部有料)。 商品開発や品質管理でお悩みの方は、食品グループ(072-979-7063)まで お気軽にお問い合わせください。