大阪府立環境農林水産総合研究所

昆虫ビジネス研究開発プラットフォ―ム

「ミズアブ生産ガイドライン」の公開について

 

 令和5年2月28日
昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム(iBPF)

 

 2013年にFAOが“Edible insects: future prospects for feed and food security”を公表したことをきっかけに、昆虫が人間用の食物(直接的にも、飼料を介して間接的にも)として注目されています。なかでも、食性が広く、食品廃棄物等の未利用資源で生産できるミズアブに注目が集まっていますが、ミズアブが直接的又は間接的に人間の食料となり得るためには、衛生的な生産管理及び製品の品質管理等、安全確保に配慮した管理が求められます。

 そこで昆虫ビジネス研究開発プラットフォームは、食品又は飼料としてのミズアブに対する消費者の信頼を築くことを目的として、「ミズアブの食品及び飼料原料としての利用における安全確保のための生産ガイドライン(ミズアブ生産ガイドライン)」を作成しました。

 本ガイドラインは、健全に昆虫を生産することにより、人に対する食品と、家畜や養魚に対する飼料の両方に適した製品を提供すること、(いわゆるワンヘルス・アプローチ)を目的に、食品衛生学や栄養学、飼料学等の研究者及び専門家、ミズアブ生産者からの意見等をもとに、農林水産省が事務局を担うフードテック官民協議会における昆虫ビジネス研究開発ワーキングチームにおいて、食品及び飼料としてのミズアブ生産者が遵守すべき内容を検討し、iBPFが取りまとめたものです。


ミズアブ生産ガイドライン(本文)

参考:意見募集時のページ

 

 

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