公開日 2014年10月23日
光触媒ハンノウコート施工1年後の外観
おおさかエコテック選定技術である「光触媒ハンノウコート」を開発した長宗産業株式会社が、大阪府の協力のもと、環境保全効果等を実証する「モニター実証」を実施しています。
光触媒ハンノウコートは、非晶質水酸化チタンをバインダー(接合剤)に用いて、建築物の内外を構成する様々な基材(材料等)に施工できる光触媒コーティング技術です。
建物等の外壁や窓ガラス等に塗付すると、光触媒の作用により、付着した汚れが雨水等で洗い流されやすくなります。
この度の施工1年後の調査結果を見ると、道路沿道に設置された遮音壁について、洗浄のみの箇所 (未施工)は全体的に汚れていましたが、光触媒塗付箇所はある程度きれいな状態を保持し、可視光線透過率でも後者の方が高い透過率を示していました。(中間報告書)
光触媒ハンノウコートの技術の詳細は本ウェブサイトの技術内容説明書をご覧ください。
モニター実証の概要
- 実証技術:光触媒ハンノウコート
- 実証企業:長宗産業株式会社
- 実証方法:道路沿道に設置された遮音壁に光触媒ハンノウコートを塗布し、一定期間経過後、塗付面と非塗付面との比較により防汚効果を確認。
- 実証期間:平成25年3月~平成28年3月
- 実証場所:主要地方道八尾茨木線沿道
添付資料
関連リンク
■お問い合わせはこちら
環境情報部 技術支援グループ
[TEL]072-958-6551
[FAX]072-956-9691