公開日 2021年07月13日
クビアカツヤカミキリ(下写真)は、サクラ・ウメ・バラなどのバラ科の樹木を加害して枯れさせてしまう特定外来生物であり、近年、大阪府内で分布を拡大しつつあります。侵入が拡大すると、モモやウメへの農業被害、公園等のサクラの枯損等の被害が懸念されており、拡大防止のためには速やかに駆除・対策を行うことが必要です。
そこで環農水研では、6月30日(水曜日)に研修会を開催し、クビアカツヤカミキリの防除対策の基礎となる判別方法、生態に関する最新知見とともに、農薬等による効果的な防除方法について講演を行いました。北は北海道、南は沖縄県まで合計229名もの申込みがあり、当日は183名以上の視聴者にご覧いただきました。
今回、研修会に参加できなかった方にもご視聴いただきたいこと、参加者から多数のご要望をいただいたことから、YouTube環農水研チャンネルにて、8月10日(火曜日)まで見逃し配信を行います。クビアカツヤカミキリからサクラ等を守るため、ご活用ください。
- 日時 令和3年7月13日(火曜日)から8月10日(火曜日)
- 内容 『大阪のサクラが危ない!特定外来生物クビアカツヤカミキリの生態と防除』
- 視聴方法 YouTube環農水研チャンネルからご覧ください
URL:https://www.youtube.com/channel/UCGwMlZCyCzWxeEa4xqhk7Jw
見逃し配信に合わせ、環農水研 生物多様性センター(寝屋川市)では、生物多様性センター企画展「大阪を生物多様性に取り組むトップランナーに!『おおさか生物多様性リンク』による多機関連携の取組み」を実施しています。クビアカツヤカミキリの生体展示も行っていますので、ぜひお越しください。
添付資料
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生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:土井
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229