公開日 2022年04月22日
2022年4月17日(日曜日)に、生物多様性センター第1回「集まれ!生きものしらべ隊!」を開催しました。
事前にお申込みいただいた、8組の小学生とその保護者の皆さんにご参加いただきました。
まずは、「ドローン」について土井裕介主任研究員から説明しました。
ドローンを使用することで、災害の発生した場所など人の立ち入りが危険な場所の状況を安全に確認できることや、たくさんの写真を撮影して合成することで3D画像を作成できることなどを、実際の調査で撮影した映像とともにご紹介しました。
その後、屋外へ出て、実際にドローンが飛ぶ様子を見学していただきました。
子どもたちは間近で見るドローンに大興奮。
飛んでいくドローンの後を追って走っていきます。
ドローンで記念撮影も行いました。
撮影した写真は、参加者の皆さまにプレゼントしました。
その後は再び室内へ戻り、事前にドローンで撮影した空撮映像を用いて、映像に隠れている生きものを探してもらいました。
少し難しかったようですが、みんな一生懸命探してくれました。
生きものさがしを頑張ってくれた子どもたちには特製缶バッチをプレゼントしました。
休憩をはさんで後半は、「自動撮影カメラ」について幸田良介主任研究員より説明しました。
自動撮影カメラは人がついていなくても記録を残すことができ、野生動物に警戒されにくく、絶滅を危惧される希少な動物も含む様々な動物の調査に活用されていることなどを紹介しました。
子どもたちも実際に自動撮影カメラを手にして、その仕組みに興味津々の様子でした。
子どもたち自身で自動撮影カメラにSDカードを入れて準備した後、センターの敷地内に設置しに行きました。
子どもたちは、「水辺の方が動物が水を飲みに来るかも?」「草むらがあった方が良いかな?」など、動物の気持ちになって、設置場所やカメラの向きを考えていました。
設置したカメラで何が撮影されたかは、次回(5月8日)確認します。
センター内では、これまでキツネ、タヌキ、イタチなどの動物たちが撮影されています。
どんな動物に会えるでしょうか?
今回のイベントは、2名の生物多様性センターサポートスタッフの方にサポートいただきました。
ありがとうございました!
添付資料
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生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:近藤・幸田・丸山
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