公開日 2023年06月02日
令和5年5月31日(水曜日)に環農水研と大阪府と共同で今年度1回目の緑化技術研修会を開催しました。
「大阪の桜を守ろう!クビアカツヤカミキリの生態と防除」と題し、現地会場とオンラインのハイブリッドで研修を行いました。
当日は現地会場52名、オンライン51名、合計103名と多くの方にご覧いただきました。
現地会場の様子
オンライン配信の様子
まずは、「大阪府の取り組み」と題し、大阪府みどり推進室みどり企画課の義本技師より、
大阪府クビアカツヤカミキリ防除推進計画に関する説明を行いました。
大阪府の取り組みを説明
つづいて、「クビアカツヤカミキリの生態と防除」と題して、生物多様性センターの山本副主査より、
クビアカツヤカミキリの形態的特徴や生態、成虫の捕殺や分散防止のためのネット巻き、農薬の散布方法、注意点等について、
講演を行いました。
クビアカツヤカミキリの生態と防除の研修
現地見学では、「ネット巻きによる対策」と「薬剤散布による対策」の現場をご覧いただきました。
見学中も多くの質問をいただき、盛況のうちに研修会を終了することができました。
ネット巻きを説明する様子
薬剤散布について説明する様子
なお、参加者からの以下のような感想やご意見をいただきました。
- 樹幹に穴をあけて薬剤を注入するなど、専門的な話を伺うことができ、勉強になりました。
- 樹幹散布の内容が聞けて参考になった。
- 勉強になりました。現地を見る機会がなかったため参加しました。
- 久々の現地会場でよかったです。
- ハイブリッド開催を今後も継続していただきたいです。
- 大変分かり易く聴講できました。
ご参加くださった皆様、アンケートにご回答いただいた皆様、どうもありがとうございました。
今後も緑化技術の普及に努めてまいります。
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター
担当:土井・石井
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229