公開日 2026年10月22日
環農水研生物多様性センターでは、2026年10月10日(土曜日)に「生きものふれあいイベント」を開催しました。
お子さまとその保護者の方、94名の皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました!
当日は天候に恵まれ、予定通りイベントを開催することができました。

イベントの開催にあたり、開会式を行いました。
生物多様性研究部長の相子よりご挨拶しました。

イベント開始です!
今年のふれあいイベントの内容は、
- 生きものを探そう!
- 生物多様性体験ブース
- 生物多様性クイズラリーに挑戦!
- 「本館」に行って、大阪の生物多様性を知ろう!
の4つです。
このうち、生物多様性クイズラリーは他の内容のどこかに答えが隠れています。
生きものを探そう!
生物多様性センターの敷地内で、草むらやビオトープ池で生きものを探しました。
草むらではバッタやトンボを狙って慎重に…!

水辺では水草に隠れた生きものをすくいとります。

ビオトープ池の深いところにいる水辺の生きものを観察するため、地引網も行いました。

今年も、産卵のために色づいた綺麗なイタセンパラがたくさんとれました。

みんなが見つけた生きものについて、当研究所の専門家が解説を行いました。

草むらで31種類、水辺で21種類の生きものと出会うことができました!

生物多様性体験ブース
生物多様性体験ブースは3テーマで4つです。
- 人が関わる自然の大切さを知ろう(稲刈り体験)
- 生物たちのつながりを学ぼう(押し葉標本づくり)
- 在来種と外来種を知ろう(生きものカード釣り・輪投げ、水辺の生きもの展示)
人が関わる自然の大切さを知ろう(稲刈り体験)
食べ物は生物多様性からの恵みです。
また、田んぼはお米を育てる場所であるだけでなく、たくさんの生物が集う場所でもあります。
それを体験していただく場として、センターでは一般の方に見学いただけるエリアに小さな田んぼをつくり、稲を育てています。その稲を刈り取っていただきました。

脱穀したお米は「恋の予感」という品種で、気温が高くてもおいしいお米ができます。
たくさんの品種が開発できるのも、遺伝子の多様性のおかげです。
生物たちのつながりを学ぼう(押し葉標本づくり)
センターにはたくさんの植物が生育していて、いろんな動物の住み場所や餌になっています。
ハギ(ヤマハギ)やクヌギの葉を使って、押し葉標本づくりを行っていただきました。

好きな葉や花を選んで、標本台紙に並べます。
在来種と外来種を知ろう(生きものカード釣り、輪投げ、水辺の生きもの展示)
「生きもの探し」では見つからない大阪の生きものについて、生きものカード釣りや輪投げ体験、水辺の生きもの展示を通して紹介しました。
釣り上げたカードの裏面には生きものの名前と解説が書いてあります。

輪投げでクビアカツヤカミキリを捕まえます。

大阪に生息するカメ3種(イシガメ、クサガメ、スッポン)および条件付特定外来生物のアカミミガメとアメリカザリガニを展示しました。

生物多様性クイズラリーに挑戦!
生物多様性に関するクイズラリーに挑戦していただきました。
全6問、生物多様性体験ブースやパネル展示で答えが分かるようになっています。

全問正解できたかな?
「本館」に行って、大阪の生物多様性を知ろう!
生物多様性センター本館では、大阪の自然と生きものスライドショーやセンターのお仕事紹介、大阪府に生息する淡水魚の生体展示・哺乳類のはく製展示などを行っています。
参加者の方にも、それらの展示を見ていただきました。

参加者の方からは、「稲刈りなどふだんできないことができた。解説もとてもよかった。押し葉のチョイスが渋いのが良い。」「大人も楽しかったです!子どもも夢中になってました。また来たいです。」といった感想をいただきました。
また、当日は16名の生物多様性センターサポートスタッフのみなさまにもご協力いただきました。ありがとうございました!
生物多様性センターでは、今後も、大阪の生物多様性に関する調査研究を推進しつつ、その成果やセンターの敷地を活用して、幅広い世代のみなさまに生物多様性について楽しく学んでいただける機会を提供してまいります!
ご注意ください
- 通常は生物多様性センター内での生きもの採集はできません。なお、本イベントで採集した昆虫や魚などは、イベント終了後に元の場所に放しました。
- 天然記念物「イタセンパラ」は法律で採捕などが禁止されています。イベントの実施にあたっては文化庁より許可を受けています。
関連リンク
- 生物多様性を楽しく学ぼう!「生きものふれあいイベント」を開催します!
- 生物多様性センターサポートスタッフ制度
- 生物多様性センター生きものふれあいイベント(過去のイベントの様子はこちらからご覧いただけます)
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター (生物多様性研究部 森・里・川の生きものグループ)
担当:丸山・近藤・土井
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229