公開日 2014年12月01日
平成26年10月10日(金)に当研究所食とみどり技術センターにおいて、平成26年度第2回緑化技術研修会『危険木の見つけ方とその管理方法』を開催しました。
各地で倒木や落枝による被害が発生していることを受け、府市町村等施設管理者向けに開催したところ、111名もの方々にご参加いただきました。
講師の東邦レオ株式会社中嶋啓二氏からは、前半の室内講義で、樹木の幹や枝が折れる原因、危険な樹木の特徴と見分け方等について説明があり、後半は所内の緑化展示園で樹木の腐朽状況を調べるレジストグラフ(貫入抵抗測定機器)を使った実演がありました。
受講者からは、施設管理者として危険木管理の重要性が分かり有意義だった、自分で診断できるようになりたい等の声も聞かれました。
満員となった室内講義の様子
レジストグラフの実演
(樹幹に細いキリを挿入して、キリにかかる抵抗値で材の健全度を測定します。)
環境研究部 みどり環境グループ
担当:小林、辻野
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