渚の環境構造とその役割に関する調査研究報告書
渚の環境構造とその役割に関する調査研究報告書
平成元年から4年にかけて行った、大阪湾における渚(海岸線)の環境や生物に関する研究をまとめた報告書です。
当時の大阪府沿岸域における渚(海岸線)の実態や形状別(垂直護岸、砂浜など)の生物保育能力、海水浄化能力についての調査・研究が行われました。
各章
第2章 渚の生物保育機能 垂直護岸と砂浜における魚類幼稚仔の出現特性[PDF:208KB]
第3章 渚の生物生産能
第1節 垂直護岸・消波ブロック護岸及び砂浜における生物相の特徴[PDF:436KB]
第2節 優占生物の現存量[PDF:199KB]
1.ムラサキイガイ
2.ニホンスナモグリおよびオゴノリ
第3節 優占生物の出現特性[PDF:134KB]
1.主要生物の垂直分布と季節変化
2.夏季の垂直護岸におけるムラサキイガイの脱落状況について
第4節 優占生物の生産動態[PDF:554KB]
1.ムラサキイガイの湿重量・個体数および生産量
2.ニホンスナモグリの湿重量・個体数および生産量
3.オゴノリの重量と最大長
第4章 渚の浄化機能
第1節 アナアオサによる無機態窒素の吸収[PDF:172KB]
第2節 垂直護岸におけるムラサキイガイの懸濁態窒素のトラップ機能について[PDF:358KB]
第3節 バクテリアによる海水浄化作用(準備中)
1.垂直護岸・消波ブロック護岸ならびに砂浜のバクテリア相
2.ポーラスコンクリートによる海水浄化の試み
3.連続空隙を有するポーラスコンクリートの物性