公開日 2013年11月05日
当研究所水生生物センターは平成25年10月6日(日)に大阪市内を流れる大川の“大阪ふれあいの水辺”で地曳網による魚の調査を参加の親子と一緒に行いました。
天気が良く、気温も高い一日でしたが、約70名の親子に参加いただきました。
この調査イベントは当研究所の他に水辺利用推進委員会、大阪府、(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所水生生物センター、おお川水辺クラブ、淀川管内河川レンジャーの主催で行われ、大阪市が共催しました。
参加者と一緒に地曳網を使った調査行い、いつも見ている川の中にどんな魚が生息しているかを知り、水辺環境に興味を持ってもらうことで府民の皆さんと力を合わせて生き物が豊かな水辺づくりを進めていくために開催されています。
都会の真ん中にある砂浜にどんな魚が住んでいるのか、子供も大人も興味津々で地曳網をひきました。
地曳網をひくのが初めてのお子さんはもちろん、生きている魚に触るのも初めてというお子さんもいましたが、みんな目を輝かせて調査に参加してくれました。
今回確認された魚種はコウライモロコやボラ、カネヒラなど11種類です。
いつも見慣れた都会の川の中にこんなにもたくさんの魚が住んでいるとは知らなかったという声が多く聞かれました。
当日は大阪市環境局による水質検査体験の他に、キッズボートやパドルボード、ヨガといった水辺のアクティビティの体験会も同時開催され多くの人がふれあいの水辺で楽しんでいました。
左:ふれあいの水辺、右:参加者みんなで地曳網をひきます。
左:さてどんな魚が入っているかな。右:地曳網で採れた魚の一部
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