公開日 2014年05月21日
当研究所水生生物センターは平成26年5月17日(土)に大阪市内を流れる大川の“大阪ふれあいの水辺”で地曳網による魚の調査を参加の親子と一緒に行いました。
この調査イベントは参加者と一緒に地曳網を使った調査を行い、いつも見ている川の中にどんな魚が生息しているかを知り、水辺環境に興味を持ってもらうことで府民の皆さんと力を合わせて生き物が豊かな水辺づくりを進めていくために開催されています。
当研究所の他にふれあいの水辺利用推進委員会、大阪府、おお川水辺クラブ、淀川管内河川レンジャーが主催し、大阪市が共催しました。
当日は天候にも恵まれ、午前の部と午後の部それぞれ約100名の親子連れにご参加いただきました。
水辺に広げた30mの地曳網を力を合わせて引き上げ、とれた生きものを観察しました。網を引いている間にも魚が飛び跳ねる様子が観察でき、参加者から歓声があがっていました。網を陸にあげる瞬間は、何がとれているか、子供も大人も興味津々でした。
今回確認された魚は15種で、オイカワやコウライモロコなど川や池にすむ代表的な魚のほかに、アユやスズキなど、海とのつながりを象徴する魚がとれました。
当日は大阪市環境局による水質検査体験の他に、パドルボードやヨガといった水辺のアクティビティの体験会も同時開催され多くの人がふれあいの水辺で楽しんでいました。
左:ふれあいの水辺。地曳網を伸ばします。右:参加者みんなで地曳網をひきます。どんな魚がとれたかな?
左:とれた魚を解説します。右:地曳網でとれた魚の一部
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水産研究部 内水面グループ(水生生物センター)
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