公開日 2015年06月30日
6月18日にマイドームおおさかにて環境月間記念シンポジウム「技術と地域社会が織りなす環境将来像」を開催しました。当日は176名の来場者があり、環境保全や持続可能な社会の実現について理解を深めました。
まず、浅野 直人氏(中央環境審議会会長、福岡大学名誉教授)から「これからの環境政策と地域の取り組み」というテーマで、低炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現に向けた戦略について基調講演がありました。
後半のパネルディスカッションでは、藤田 正憲氏(大阪大学名誉教授)の進行のもと、「試験研究機関が果たすべき役割」について議論が交わされました。
参加者からは、「CO2対策は国だけでなく地方での対策も必要なことが分かった」「地域の環境問題に密着して取り組む研究機関として頑張ってほしい」などのご意見・激励をいただきました。
浅野直人氏による基調講演 |
藤田正憲氏の進行によるパネルディスカッション |
パネルディスカッションのパネラー |
会場風景 |
カーボン・オフセットのご報告
今回は大阪府森林組合の森林保全活動により創出された森林吸収系クレジットの提供を受け、カーボン・オフセットに取り組みました。
これにより、本シンポジウムの開催に伴うCO2排出量1トンをオフセットにより相殺しました。
CO2排出量算定根拠
会場使用時間:平成27年6月18日(木) 13~17時(準備、撤収を含む。)
会場:マイドームおおさか 1階展示ホール
参加人数:176名
対象:空調・照明・電気機器の使用、配布資料、機材・資料の運搬、参加者・主催者の移動
大阪府森林組合の森林保全活動
大阪府森林組合では、戦後拡大造林により植林された北部(北摂)地域と伝統林業地である南部(南河内)地区の森林を整備し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の吸収源である森林を保全する活動を行っています。
【カーボン・オフセット協力】
大阪府森林組合、近畿J-クレジット等推進協議会(事務局:一般財団法人 大阪府みどり公社)
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経営企画室 推進グループ
担当:古川
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