公開日 2015年08月05日
水生生物センターでは平成27年7月25日(土)に、平成27年度第2回「田んぼの生きもの教室」を開催しました。
「田んぼの生きもの教室」は、センターの敷地内にある水田型試験池を活用した体験学習プログラムで、年3回(6月(田植え期)、7月(稲の生長期)、10月(稲刈り期))の体験学習を予定しています。
このプログラムは、田んぼがお米を作る場所であるとともに、様々な生きものが暮らす場所でもあることを知っていただくことを目的としています。
第2回の今回は、小学生とその保護者17組50名が参加し、田植えから約1ヶ月経過した田んぼで稲や水生植物、田んぼの中や稲の上にいる生きものの観察をしました。
田植え時は20cmほどの大きさだった稲も約50cmまで生長し、田んぼの中には絶滅危惧種に指定されているアギナシやミズオオバコなどの水生植物がみられました。
また、第1回の田んぼの生きもの教室ではオタマジャクシがたくさんみられましたが、今回の観察では足が生えたものや、小さなカエルもみられました。
*水生生物センターの田んぼの様子は別ページで随時ご紹介していきます(田んぼの生きもの教室のページ)
田んぼで水草とり。
とった水草や生きものをみんなで観察しました。
立派なギンヤンマもとれました。
卵を産みに田んぼを訪れます。
関連リンク
イベント当日の様子がよくわかる「フォトライブラリー」はこちら
■お問い合わせはこちら
水生生物センター(水産研究部 内水面グループ)
担当:近藤、小田
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229