公開日 2016年12月12日
おおさかエコテック評価技術である「光触媒ハンノウコート」を開発したナガムネコーポレーション株式会社は、大阪府の協力のもと、環境保全効果等を実証する「モニター実証」を実施しました。
光触媒ハンノウコートは、非晶質水酸化チタンをバインダー(接合剤)に用いて、建築物の内外を構成する様々な基材(材料等)に施工できる光触媒コーティング技術です。
建物等の外壁や窓ガラス等に塗付すると、光触媒の作用により、付着した汚れが雨水等で洗い流されやすくなります。
道路沿道に設置された遮音壁へのモニター実証の結果、光触媒ハンノウコート未施工面の外見は、砂埃が付着し、かなり汚れていたのに対し、施工面の外見は、光触媒のセルフクリーニング効果により砂埃の付着を抑制していました。また、施工面の可視光線透過率は、施工直後と同程度の高い透過率を示していました。
光触媒ハンノウコートの技術の詳細は技術内容説明書(光触媒ハンノウコート)(322KBytes)、をご覧ください。
モニター実証の概要
- 実証技術:光触媒ハンノウコート
- 実証企業:ナガムネコーポレーション株式会社※
- 実証方法:道路沿道に設置された遮音壁に光触媒ハンノウコートを塗布し、一定期間経過後、塗付面と非塗付面との比較により防汚効果を確認。
- 実証期間:平成25年3月~平成28年3月
- 実証場所:主要地方道八尾茨木線沿道
※エコテック認定を受けた長宗産業株式会社より事業継承されました。
添付資料
技術内容説明書(光触媒ハンノウコート)(322KBytes)
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