公開日 2017年07月31日
当研究所と淀川資料館は、夏季企画展「イタセンパラ復活の軌跡展」を開催します。
淀川のシンボルフィッシュであるイタセンパラは、天然記念物に指定されている希少種です。淀川では、河川改修や外来種の増加などにより個体数が著しく減少したことから、行政や研究者、市民団体が立ち上がり、イタセンパラ野生復帰プロジェクトが進められてきました。野生復帰に向け、外来種の駆除など地道な活動が続けられ、平成25年に市民の手によってイタセンパラは淀川城北ワンドに放流されました。翌年以降、現在まで稚魚が確認され、平成29年は放流以降最多となる8,888尾のイタセンパラが確認されました。
本企画展では、淀川資料館を会場に、イタセンパラの生態や野生復帰に向けた保全活動、ワンドに関する解説パネルなどを展示し、多くの方の努力で守られてきたイタセンパラ復活の軌跡をご紹介します。
記
会 場
淀川資料館
(住所)枚方市新町2-2-13 会場へのアクセス
期 間
平成29年8月1日(火)~平成29年8月31日(木)
(開館時間)10:00~16:00 ※第3土曜日・第3日曜日・祝日は休館
展示内容
イタセンパラの生態や保全活動、淀川のワンドに関するパネルなど
主 催
淀川資料館、地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所
添付資料
■お問い合わせはこちら
水生生物センター(環境研究部 水生生物グループ)
担当:小田
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229