大阪府立環境農林水産総合研究所

[環境]生物多様性センター第4回談話会「知ろう、伝えよう生物多様性ホットスポット~世界の中の日本、日本の中の大阪~」を開催しました!

公開日 2020年09月30日

2020年8月22日(土)に生物多様性センター第4回談話会「知ろう、伝えよう生物多様性ホットスポット~世界の中の日本、日本の中の大阪~」を開催しました。

 

今回の談話会は、新型コロナウイルス感染症対策のため、Zoomウェビナーを使用したオンライン参加を中心として開催しました。

その結果、大阪府内や関西各県の方だけでなく、北は関東から南は沖縄まで、全国各地から計87名の皆さまから申込をいただくことができました。

当日は、現地参加者を合わせて約80名のご参加をいただきました。ありがとうございました!

 

談話会では、最初に当研究所の石井理事長より、オンラインにて談話会の開催趣旨説明を行いました。

 

話題提供では4名の講師陣により、世界の中の日本、そして大阪府の中の里山・河川・干潟という生物多様性ホットスポットを対象に、生物多様性が維持されてきた経緯、現状や今後の課題、実施されている保全活動等について、それぞれご講演いただきました。

奈良教育大学自然環境教育センター・辻野亮准教授より、「人と自然が形作った生物多様性ホットスポット,日本列島」

 

大阪府立大学大学院生命環境科学研究科・平井規央教授より、「大阪の里山の生物多様性とホットスポット」

 

当センターの上原センター長より、「ホットスポット・大阪平野最後の楽園、淀川」

 

環境事業協会事業部普及啓発課・和田太一氏より、「生物多様性ホットスポットとしての大阪府の干潟とその価値」

 

話題提供後の質疑応答では、オンライン及び現地の両参加者から、ホットスポットを保全していく活動や環境教育での注意点に関する質問等が寄せられ、講師陣との活発な意見交換がなされました。

 

今回は「現地およびオンラインによるハイブリッド開催」という初めての試みでしたが、機材トラブル等なく無事に終了いたしました。

「生物多様性ホットスポットと人間活動の関わりや、今後の課題について理解が進んだ」など、参加者アンケートでも概ね高評価をいただきました。

 

添付資料

「大阪生物多様性ホットスポット」チラシ[PDF:1.03MB]

 

■お問い合わせはこちら

生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)

担当:幸田・丸山・今川

[TEL]072-833-2770

[FAX]072-831-0229