公開日 2020年11月09日
当研究所では工場等の煙道排ガス中のダスト濃度を高精度で常時監視が可能なダストモニタを広く普及させるために、ダストモニタの適正な評価手法の開発に取り組んでいます。
昨年度(令和元年度)、環境省が実施するETV事業(※)実証実施機関として、当研究所が開発した試験ダクト設備を使って「エレクトロダイナミック方式 ダストモニタ」の性能評価を行いました。
この度、その結果が環境省のホームページにて公表されましたので、紹介いたします。
実証技術名:エレクトロダイナミック方式ダストモニタ
- 実証技術領域:環境測定技術領域(環境測定技術区分)
- 実証番号:170-1901
(上記の情報で検索してください)
今後もダストモニタの性能をより適正に評価することでその普及を後押しし、大気環境保全対策に寄与することを目指して取り組みを続けていきます。
ETV の共通ロゴマークと性能評価に使用した試験ダクト設備
実証対象器の外観写真(関西オートメイション(株) VIEW370 及び Leak Alart65-02)
(※)信頼できる第三者機関が環境技術の環境保全効果等を実証し、その結果を環境省ウェブサイト等で広く公表することにより、環境技術の普及を支援するものです。
関連リンク
- ETV事業とは(環境省 環境技術実証事業ホームページ)
http://www.env.go.jp/policy/etv/system/index.html
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担当:和田
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