公開日 2020年09月17日
大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センターでは、令和2年10月4日(日曜日)より、新たな企画展を開催します。
これからのために「今私たちにできること」を考えるきっかけとしていただくため、今回の企画展では、生物多様性をとりまく世界的潮流や私たちの暮らしの変化の中で現在生じている諸問題についてご紹介します。
これから大阪を脅かしうる新たな特定外来生物
(左よりチャネルキャットフィッシュ、コクチバス、オオバナミズキンバイ)
概要
企画展「生物多様性の過去・現在・未来~おおさかで今私たちにできること~」(入場無料)
〇展示期間
令和2年10月4日(日曜日)~令和3年1月29日(金曜日)
※10月4日を除き、土日祝日は休館です。
〇展示場所
大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター 本館内企画展示エリア
(寝屋川市木屋元町10-4)
〇展示内容
▼生物多様性の歴史の紹介
・世界的な潮流、日本の制度の変遷
・私たちの暮らしの変化、当センターの役割の変化
▼これからを脅かす特定外来生物の生体展示
・チャネルキャットフィッシュ
・コクチバス
・オオバナミズキンバイ
▼当センターが行う普及啓発等の取り組みの紹介
・「生物多様性リンク」による取り組み
企画展開催趣旨
- 1992年の地球サミットで生物多様性条約が採択されて以降、生物多様性の保全や自然資源の持続可能な利用の重要性はますます高まっています。近年国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)についても、生物多様性はそのすべての目標に貢献するものと指摘されています。
- 一方で、近年の著しい経済成長やグローバル化の中で、私たちの暮らしや自然との関りかたも大きく移り変わってきました。その結果、私たちは今、様々な外来生物の侵入、山地災害の増加、里山の荒廃にともなう獣害の増加など、生物多様性の低下に起因する多くの問題に直面しています。
- この先、生物多様性の恵みを末永く享受し、持続的で豊かな日々を送っていくためには、私たち一人一人が、今何が起こっているのかを知り、つながりあい、身近なことから行動していくことが必要です。
- このような背景のもと、生物多様性をめぐる世界的潮流、私たちの暮らしの変化、今生じている問題等を分かりやすく解説したパネルや、これから大阪を脅かしうる新たな特定外来生物の生体を展示します。さらに、私たちがつながりあい行動していくためにセンターで実施している取り組みについてご紹介します。
添付資料
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:幸田・丸山・今川
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229