公開日 2022年12月02日
環農水研生物多様性センターでは、独立行政法人日本学術振興会による小・中・高校生のためのプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス KAKENHI」*の一つとして、高校生向け公開講座を開催します。
大阪の箕面の森で、野生動物の残した痕跡(フン)探しや、それら痕跡に基づいてシカの数を調べる調査を体験いただきます。
自然を自らの目で見て「不思議」(姿が見えないのにシカの数ってどうやってわかるの?)を見つける楽しさと、「不思議」を客観的な数値にして議論する面白さを、ぜひ味わってください。
皆さまのご参加をお待ちしております!
左:箕面の森でみられるシカ 右:シカの残した痕跡(フン)
概要
高校生向け公開講座(ひらめき☆ときめきサイエンス KAKENHI)
「フンから調べるシカの数 森と野生動物のつながりを探ろう」(参加無料)
開催日時
2022年12月26日(月曜日)10時30分 から 15時00分
※10時00分 受付開始
開催場所
箕面国有林(エキスポ’90 みのお記念の森)
※阪急箕面駅から会場まで送迎バスをご用意いたします。
対象
高校1年生・2年生(定員20名)
※中学生や高校3年生についても定員の範囲内であれば申込を受け付けます。
※引率の保護者や学校関係者にもご見学いただけます。
内容
- 専門講師による講義
- シカ等の野生動物が残した痕跡を探すフィールド探索
- シカのフンを用いた生息密度推定手法の合同実習
- グループごとに自由に調査地を設定して、調査とシカ推定密度の計算を実施
- 推定結果をもとに、調査地ごとにシカ生息密度が異なる理由を議論
参加申込
申込締切:2022年12月20日(火曜日)
※受付は先着順とし、定員に達し次第、受付を終了します。
その他・注意事項
- 本プログラムは、JSPS 科研費 JP22HT0152の助成を受けたものです。
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森でのフィールドワークが基本となります。動きやすい長そで・長ズボンの服装と、歩きやすい運動靴等をご用意のうえご参加ください。
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必要な調査道具のほか、昼食と飲み物はこちらでご用意します。筆記用具、雨具、防寒着等はご持参ください。保護者や学校関係者等の見学者については、ご自身で昼食や飲み物のご用意をお願いいたします。
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送迎バスご利用の方は9時30分までに阪急箕面駅に、直接開催場所にお越しの方は10時30分までにエキスポ’90みのお記念の森にお集まりください。
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マスク等のご準備と着用、手指のアルコール消毒にご協力ください。また、当日、咳・発熱等の症状のある場合は参加を見合わせていただきますようお願いします。
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少雨決行ですが、荒天時には一部内容を変更して開催します。なお、当日午前7時時点で箕面市に警報が発令されていた場合は、開催日を延期することとし、メールでご連絡いたします。その場合、延期日程や必要な手続き等については、後日メールにてご案内いたします。
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新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況などを踏まえ、開催予定を変更する場合があります。その場合は、12月23日(金曜日)までにメールでご連絡いたします。
共催
地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター
独立行政法人 日本学術振興会
協力
林野庁近畿中国森林管理局箕面国有林ふれあい推進センター
*「ひらめき☆ときめきサイエンス KAKENHI」
「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。
添付資料
- プレスリリース_「フンから調べるシカの数 森と野生動物のつながりを探ろう!」(2022年12月2日)[PDF:435KB]
- チラシ_「フンから調べるシカの数 森と野生動物のつながりを探ろう!」[PDF:973KB]
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター (環境研究部 自然環境グループ)
担当:幸田・近藤・丸山
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229