公開日 2025年03月25日
おおさか環農水研本部・環境と食農の技術センターには、農業試験等を実施している水田や畑地などの農地エリア、府民が自然を感じる憩いの場として利用できる緑地エリアがあります。これらを生物多様性に配慮して適切に維持管理することにより、敷地内では良好な生態系が保たれ、これまでに、希少種のニホンアカガエルやアナグマなども含む600種以上の動植物種が確認されています。
本取組を踏まえ、当センター内の8.4haの敷地を環境省の「自然共生サイト※」に申請し、去る3月14日に認定されました。今回の認定は、生物多様性に配慮した管理によって、当センター内の環境が里地里山の特徴をもった自然環境であり、希少な動植物などの在来種が生息・生育している場として認められたことによるものです。
当センターでは今後も、生物多様性に配慮した管理・モニタリングの充実を図っていきます。
- ニホンアカガエル
- (大阪府レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類)
- アナグマ
- (大阪府レッドリスト準絶滅危惧)
<おおさか環農水研 本部・環境と食農の技術センター>
開所時間 平日 午前9時から午後5時まで(緑化展示園等のエリアのみ見学可能です)
住所 羽曳野市尺度442
※ 自然共生サイト
「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する制度。
詳細はホームぺージをご確認ください。
添付資料
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