公開日 2026年09月17日
環農水研生物多様性センターは、大阪教育大学附属平野小学校(大阪市)にて、今年も天然記念物であるイタセンパラ※1の飼育を開始します。
大阪府内では、昨年度から同校を含め4校がイタセンパラの飼育に取組んでいます。
この取組では、子どもたちが地元大阪に生息するイタセンパラとそれを育む淀川の環境について理解を深める機会を創出するとともに、イタセンパラの生息域外保全※2を拡大します。
これにより、イタセンパラの野生復帰など、生物多様性の保全を一層推進します。
なお、この取組では当センターとおおさか生物多様性リンク※3で連携しているジェックス株式会社から水槽設備一式が提供されています。

- イタセンパラ(天然記念物)

- 昨年度のイタセンパラ導入時のようす
イタセンパラを飼育する小学校
大阪教育大学附属平野小学校(大阪市平野区流町1-6-41)
日時:2026年10月5日(月曜日)午後3時から
お問い合わせ先:道端教諭(電話番号:06-6709-1230)
※一般の方の見学はできません。
※小学校での飼育に関するお問い合わせは、各小学校のお問い合わせ先までお願いします。
※本事業全般に関するお問い合わせは、生物多様性センターまでお願いします。
※1 イタセンパラ
淀川のワンド(河川の中の池のような場所)に生息し、そのかわいらしい姿や特徴的な生態から「淀川のシンボルフィッシュ」と呼ばれています。国の天然記念物および国内希少野生動植物種に指定されており、環農水研生物多様性センターでは1970年代から生息域外保全に取組んできました。
なお、今回の飼育は、文化庁および環境省の許可を得て実施します。
※2 生息域外保全
絶滅危惧種などを、安全な施設などに保護して、それらを増やすことにより絶滅を回避する方法のことです。絶滅危惧種の保全には、本来の生息地(生息域内)だけでなく生息域外での保全にも同時に取組むことが重要です。また、複数の場所で生息域外保全を行うことで、より一層、絶滅リスクの軽減が期待できます。
※3 おおさか生物多様性リンク
環農水研生物多様性センターと学校、企業、行政機関等の団体がつながり(リンク)を構築し、相互に協力し合うことで、生物多様性の保全や利活用を一層推進することをめざす取組です。やわらかで、しなやかなつながりの中で、長期的に相互の機能強化をはかり、生物多様性に取組むトップランナー大阪を、一緒にめざすことを目的にしています。
添付資料
プレスリリース_大阪市内の小学校で天然記念物イタセンパラの飼育を開始[PDF:728KB]
■お問い合わせはこちら
生物多様性センター (生物多様性研究部 森・里・川の生きものグループ)
担当:古澤・近藤・丸山
[TEL]072-833-2770
[FAX]072-831-0229