公開日 2012年11月27日
農業や園芸は、個人の能力や適性などに応じて、生育段階ごとに様々な作業が可能です。障がい者教育の場面で、大きな役割を果たすことが期待されていますが、指導者が少ない、カリキュラムづくりが難しいといった理由で、思うような効果が上がっていません。
当研究所では、障がいの程度に応じた農作業の学習方法や労働強度の調整などの研究成果を基に、農業教育プログラムづくりを進めています。今回、下記のとおり、大阪府立藤井寺支援学校の生徒さんと一緒に、プログラムに基づく農業実習を行いますので、お知らせします。
なお、今回の取り組みは、大阪府新しい公共支援事業として実施する「農で『学び』『育て』『働く』を支えるプロジェクト」(※注)に参画し実施しています。
記
1.とき
平成24年11月29日(木)10時から14時まで
2.ところ
地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
本部・食とみどり技術センター(羽曳野市尺度442)
3.プログラム
10:00~11:00 レイズドベッドをつかって、生徒が種まきした野菜の収穫
11:00~12:00 畑で大根、カブの収穫
13:00~13:45 販売のための出荷調整、袋詰め
4.参加者
藤井寺支援学校 生徒 9名
(※注)「農で『学び』『育て』『働く』を支えるプロジェクト」について
「大阪府新しい公共支援事業」として平成24年度に採択。大阪府をはじめ民間団体や事業組合、企業、大学、研究機関が連携して、障がい者に対する新しい教育や就労支援の仕組みを構築することを目的としています。
添付資料
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環境研究部 都市環境グループ
担当:豊原
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