公開日 2021年07月21日
農業大学校では、長期の農家実習や校内スマート農業ハウス等での実習により、卒業後の速やかな独立就農を目指す「農業参入コース」を令和2年度から新たに設けました。本コース専攻生2名と受け入れ先農家とのマッチングを行い、令和3年3月より、府内のトマト農家ともも農家で実習をスタートさせました!農大生の農家での長期実習は、農業大学校としても初めての試みです。
1名が奮闘している河内長野市小山田地区のもも畑では、春から実習で栽培してきたももが、出荷の最盛期を迎えました。大阪産(もん)ももは、都市近郊の立地を活かし、早採りせずに出荷ぎりぎりまで樹上で完熟させ、素早く食卓へ届けられるのが最大の売りですが、収穫適期の見極めが難しく、技術習得が難しい作目です。
実習を受けている学生は、大阪のもも栽培について、摘蕾から収穫、直売所での販売まで、最前線を学んでいます。農業大学校で学んだ学生が、近い将来、大阪農業の担い手として活躍することを期待し、今後も様々な取組みをすすめていきます。
<ももの実習概要(全体)>
実習期間:令和3年3月から12月
(合計8クール(1クールあたり2週間))
実習場所:河内長野市小山田地区
実習内容:ももの基本的栽培技術の習得(摘蕾、新梢管理、摘果、袋掛け、防除、
収穫、出荷調製、販売、土づくり、せん定等)
<今回の実習概要>
実習期間:7月15日(木曜日)から30日(金曜日)(第5クール分)
実習内容:ももの収穫・出荷調製・販売等
もも農家から収穫、出荷調製の指導を受ける学生(1、2枚目)
特産・小山田のもも(3枚目)
添付資料
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