公開日 2024年11月29日
環農水研では、府内の食品関連事業者等と相互に研究課題と経費を分担して、製品・技術開発を共同で実施しています。令和7年度のテーマは「フリーズドライ技術」です。環農水研との共同研究でフリーズドライ食品の新商品開発に取組みたい事業者を募集します。
また、公募に際し、「フリーズドライ食品開発セミナー&公募事業説明会」を開催します。
ご興味がある事業者様のセミナーへのたくさんのご参加と共同研究の応募をお待ちしています。
セミナー&公募事業説明会「食のあり方を変えるフリーズドライ」詳細
1.日時
2025年1月30日(木曜日) 午後2時から4時まで
2.場所
大阪産業創造館(大阪市中央区) 6階 会議室E
3.内容
【第1部】「フリーズドライ技術と新商品開発事例」
広島工業大学 生命学部 食品生命科学科 教授 畠中 和久 氏
【第2部】「フリーズドライ技術を利用した新商品開発事業の公募について」
大阪府立環境農林水産総合研究所 食品グループ
4.対象・定員
フリーズドライ食品の開発に興味があり、事業応募を検討中の食品関連事業者、農林漁業者等・60名(先着)
5.参加費
無料
6.申込方法
申込フォームから事前にお申込みください。 (締切りました。)
7.申込締切
2025年1月27日(月曜日) 午後5時 (締切りました。)
8.注意事項
-
定員に達した場合は、申込みの受付を終了し、ホームページでお知らせします。
- 申込みいただいても定員に達した場合は参加いただけないことがあります。その際はご連絡します。
- 障がいがある方等で、参加にあたり配慮を希望する方は、事前にご相談ください。
- 気象警報発表時等は開催を中止することがあります。その場合はホームページにてお知らせします。
公募事業「令和7年度テーマ設定型共同研究事業」詳細
1.事業目的
本事業は、環農水研が毎年度設定するテーマに関して、府内の食品関連事業者等と相互に研究課題と経費を分担して、製品・技術開発を共同で実施することにより、府内食品産業の発展に寄与することを目的とします。
2.令和7年度テーマ
「フリーズドライ技術を利用した新商品の開発」
大阪府食品ロス削減計画(2021年度~2030年度)の事業系食品ロス削減の取組として、「賞味期限」の延長や農林水産物の有効活用が挙げられており、常温で長期保存できる乾燥食品の製造は重要な技術対策のひとつと考えられます。中でも、フリーズドライはその工程で、食品に高い温度をかけないことから、食材の色や香り、風味、栄養成分が損なわれにくく、質の高い商品開発が可能です。しかし、フリーズドライ加工はコストが高いことから、自社で装置を有していない事業者には試作のハードルが高いものとなっています。
そこで、令和7年度は「フリーズドライ技術を利用した新商品の開発」をテーマとして設定することで、食品ロス削減に資する質の高い新商品案について、フリーズドライ装置を有していない事業者であっても商品開発を実現できるよう、開発技術・機器利用の両面から支援を行います。
3.募集期間
2024年12月2日(月曜日)から2025年2月28日(金曜日)【申請書必着】
4.募集内容
フリーズドライ食品の新商品・新技術等の開発アイデア
- 新規性・高度性に富む内容、もしくは、早期に製品化・事業化の可能性があるもので、環農水研との共同研究によって、より質の高い成果が期待できるもの
- 原材料の生産地は大阪府外の地域も含むこととしますが、府内産の原材料(大阪産(もん))を用いる場合、また、当所では減塩プロジェクトに取組んでいることから、同質の他の食品より30%以上食塩相当量カットをめざす減塩商品については審査の際に加点対象とします。
- 補助金事業ではありません。
- 採択数は1~2件程度です。
5.対象事業者
大阪府内に事業所を持つ食品関連事業者、大阪産(もん)名品事業者、農林漁業者、環農水研が特に認める事業者等
6.応募方法
本事業の受付は電話のみです。研究所担当者と共に作成した申請書等の必要書類を提出してください(2025年2月28日必着)。
添付資料
食と農の研究部 食品グループ
[TEL]072-979-7063
[FAX]072-956-9691