公開日 2018年03月20日
当研究所では、大阪のぶどう産地の躍進を目指し、西日本初となる公設のぶどうとワインの専門研究拠点として「ぶどう・ワインラボ」を新設し、このたび、醸造試験機器を稼働させ、本格的な試験醸造を開始しました。
「ぶどう・ワインラボ」では、醸造に伴う発酵状態・成分変化などを素早く測定できる機器を備えています。これらを活用して得られた科学的なデータをもとに、様々なワイン酵母による発酵や最適醸造温度を見つけることが可能となります。
また、既存の味覚認識装置や有機酸等の分析装置等も活用し、より詳細な風味成分についての解析を行うことで、ワインやぶどう加工品等の品質向上や味の「見える化」を実現し、ワイナリーを始めとした6次産業化に取り組む事業者を支援します。
さらに、ラボと同時に新設したぶどうほ場にて、大阪の気候に適した醸造用ぶどう品種の選抜や新品種の育成などにも取り組んで参ります。
ぶどう・ワインラボ(新設)
ぶどう・ワインラボ内(実験機器等)
ぶどうほ場(新設)
添付資料
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