大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[総合][お知らせ]「府政学習会」を開催しました

公開日 2021年02月04日

 大阪府が2020年12月4日(金曜日)に開催した「府政学習会」にて、環農水研をご紹介しました!

 当日は羽曳野サイトにご参集いただき、会議室にて環農水研の業務についてご説明した後、所内の調査研究施設をご覧いただきました。

 たくさんのご応募、ありがとうございました!

 

  • 南棟3階の大会議室にて、環農水研の業務と「大阪産(もん)」についてご紹介しました。
    新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、手指の消毒・マスクの着用・ソーシャルディスタンスを保った着席などにご協力いただき、ありがとうございました!
    大会議室での概要説明

 

  • 「ぶどう・ワインラボ」をご覧いただき、大阪産ブドウの特徴やワイン醸造についてご説明しました。
    大阪のオリジナルぶどうの育成や、全国でも有名な大阪のデラウェアを使ったワインの新商品開発などについてご紹介しました。
    ブドウワインラボ前で、大阪ぶどうについてご説明 ラボ内・醸造室のご説明

 

  • スマート農業ハウスでは、大阪の泉州地域の特産品である「水なす」について、ハウス内の空気に水を細霧噴射して室温を下げたり、二酸化炭素(CO2)を施用したりしています。
    当初は10月に本学習会を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期されていました。12月では水なすの生育時期はほぼ終了していますので、残念ながら栽培中の様子をご覧いただくことはできませんでした。
    スマート農業ハウスの視察

 

  • 食品科学実験室では、環農水研の技術支援により開発した製品をご覧いただきました。
    薬剤を使用せず皮をむく技術を利用した「デラウエア」ぶどうの果実入りの飲料や、手につきにくい糠(ぬか)で漬け込んだ「泉州水なすの浅漬け」などをご紹介しました。
    食品実験室にて開発製品をご紹介

 

  • 大気分析室では、アスベスト(石綿)の調査についてご説明しました。
    環農水研で分析するサンプルは、環境保全に関する大阪府の規制担当部署が建物の解体工事現場などで採取したものです。
    分析の際には、小中学校の理科室などで使用する「実体顕微鏡」ではなく、特殊なフィルターを通した光で観察する「偏光顕微鏡」を使用します。
    同じサンプルを「実体顕微鏡」と「偏光顕微鏡」でご覧いただくなど、分析の体験をしていただきました。
    アスベストの分析についてご説明

 



 ご参加いただいた方からは、「様々なものを見ることができて、とても興味深かった」「もっと詳しく聞きたかった」などのご感想をいただきました。

 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

 


 

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