大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[総合][報道]昆虫ビジネスの加速に期待! 「コオロギ生産ガイドライン」を公開しました

公開日 2022年07月22日

 「昆虫ビジネス研究開発プラットフォーム(iBPF)」(事務局:環農水研)では、昆虫ビジネスの加速に向けて、産学官民の情報交換・マッチングの場の提供および昆虫の産業利用に関する各課題の解決をめざしています(農林水産省「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会に令和2年8月17日登録)。
 このたび、iBPFはコオロギを食用または飼料用として生産する際に生産者が遵守すべき管理手法を定めた「コオロギ生産における安全性確保のためのガイドライン」を、第1号ガイドラインとして公開しました。本ガイドラインを活用して生産者が管理方法を定め、実践・点検・評価することにより、コオロギの生産過程における安全確保を図ることが期待できます。
 今後は、本ガイドラインを基礎として、マニュアル作成や他の昆虫での検討を進めることで、健全な産業利用をバックアップしてまいります。

ガイドラインの概要

コオロギ生産において遵守すべき内容を、食品衛生・飼料安全に関する専門家、コオロギ生産者等からの意見を基に、農林水産省が事務局を担う「フードテック官民協議会」における昆虫ビジネス研究開発ワーキングチームで検討し、iBPFが取りまとめました。
本ガイドラインでは以下の4種のコオロギを対象としています(エンマコオロギ、タイワンエンマコオロギ、フタホシコオロギ、ヨーロッパイエコオロギ)。

添付資料

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