大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[総合][報道]今年から水なすはGABA増しで!泉州水なすの新たな食べ方提案レシピ公開 第2弾!

公開日 2022年08月26日

環農水研では、大阪特産の泉州水なすでの研究成果をもとに、家庭でもできる漬け置き調理で生食よりGABAが摂れる水なすの「GABA増しレシピ」を開発・紹介しています。このたび、新たに一般社団法人味付けアドバイザー協会と共同開発した2品と、環農水研オリジナルの4品を公開します。

新たな食べ方提案レシピ

サラダや漬物でおいしい泉州水なすの新しい食べ方を、ぜひお試しください!

<一般社団法人味付けアドバイザー協会と共同開発した2品>

GABA増しレシピ#3水なすの昆布茶マリネ

 GABA増しレシピ#4水なすと豚肉のたまり醤油漬け焼き

<環農水研オリジナルの4品>

香味だれ

香味だれ

 ぶっかけ素麺

ぶっかけ素麺

 浅漬け中華サラダ

浅漬け中華サラダ

 塩こぶ和え

塩こぶ和え

GABA増しレシピとは

1日20ミリグラムの継続摂取で高めの血圧の低下、1回28ミリグラムの摂取で仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感の軽減等さまざまな機能性が報告されている機能性関与成分GABA。泉州水なすはGABAを豊富に含みます(1本可食部150グラムあたり平均38ミリグラム)。さらに、グルタミン酸を含む調味料を用い、なすがもつ酵素(グルタミン酸脱炭酸酵素)の反応温度や時間を考慮した調理をすることで、料理中のGABA含有量を増加させることができます。


「GABA増しレシピ」では、1食あたりの調理前の生なすと、漬け置き後のなすを調味料ごと分析し、GABA量が2倍以上に増えていることを確認しました。

環農水研と味付けアドバイザー協会の連携

環農水研が運営する大阪産(もん)農山漁村発イノベーションサポートセンターの令和4年度プランナーでもある魚森 清恵氏が代表理事を務める、一般社団法人味付けアドバイザー協会がレシピ考案を担当し、環農水研食品グループが調理条件の検討と含有量分析を担当しました。

味付けアドバイザー協会

添付資料

「今年から水なすはGABA増しで!泉州水なすの新たな食べ方提案レシピ公開_第2弾!」報道提供(2022年8月26日)環農水研[PDF:248KB]

関連URL

レシピ掲載ページ

環農水研ホームページ 環農水研レシピページ

クックパッド 大阪環農水研キッチン

レシピカード配布店舗 ※レシピカードは昆布茶マリネとたまり醤油漬け焼きの2種類のみになります。

JA大阪泉州農産物直売所 こーたり~な(泉佐野市松風台3-1-1)

JAいずみの農産物直売所 愛彩ランド(岸和田市岸の丘町3-6-18)

その他のレシピ紹介ページ

産直通販サイト 食べチョク 大阪府特設ページ(近日公開予定)

一般社団法人 味付けアドバイザー協会

「食卓が笑顔になる味付けを伝え、味付けを通じ、日本の食文化を発信する」をモットーに、料理教室や味付けアドバイザー認定講座を開催しています。

また、食品メーカー、外食、中食などの企業向けに、他社と差別化できるオリジナル新商品開発や商品を使ったレシピ開発をお手伝いしています。

一般社団法人味付けアドバイザー協会 公式サイト (ajitsuke.jp)

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食と農の研究部 食品グループ  

農林水産物や加工食品等の高品質化や保存性に関する研究開発を行っています。また、府から「大阪産(もん)農山漁村発イノベーションサポートセンター」の運営業務委託を受け、地域資源を活かした経営改善に取り組む農林漁業者等を支援しています。

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