公開日 2021年08月13日
みなさん、水ナスはお好きですか?水ナスは、皮が柔らかくみずみずしいので、とってもおいしいですよね!水ナスは今や泉州地域が全国に誇る特産品です!
水ナスといえば思い浮かぶのがつやつやとしたその姿。でも暑くなると、つやのない「つやなし果」ができてしまいます。商品価値が低くなったりするので、栽培の課題となっています。環農水研では、水ナスのつやなし果を抑えるさまざまな研究を行ってきました。
ハウスで水ナス栽培を行う場合、ハウス内の温度を下げることで、つやなし果を抑えることができます。
環農水研では、ハウス内に細かいミストを噴霧して気温を下げる細霧冷房(右写真)の技術開発に取り組んできました。機器の導入に初期投資は必要ですが、ハウス内の温度が約2度下がることで、つやなし果が約2割減り、収量も増加しました!初期費用と電気水道代を3~4年で回収できると試算できました。!今回、本技術を紹介する動画を作成し、YouTubeで公開しました。ぜひご視聴・ご活用ください!