大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[水産]環農水研と自然史博との連携協定締結記念イベント!「大阪湾セミナー 大阪湾の自然の変遷と課題」開催

公開日 2023年08月01日

環農水研と自然史博との連携協定締結記念イベント!「大阪湾セミナー 大阪湾の自然の変遷と課題」開催

  • 参加無料!申込み不要
  • 大阪市立自然史博物館 講堂にて YouTubeでも同時配信します

身近な自然・環境についての調査研究や普及教育活動を一層活発化させるため、大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、環農水研)と大阪市立自然史博物館(以下、自然史博)は、令和5年4月20日に連携協定を締結しました。

このたび協定締結を記念して、セミナーを開催します。大阪湾の環境とそこにすむ生物は、近年の気候変動だけでなく、人間活動の影響を大きく受けながら変化しています。両研究機関の複数のスタッフから大阪湾のこれまでをご紹介し、私たちの生活への影響と、未来への課題について考えます。

みなさまのご参加をお待ちしております。

調査船おおさか、大阪湾で漁獲された暖海性魚類のイタチザメ、大阪湾から絶滅した海浜植物ウンランの さく葉(押し葉)標本

左から、1.調査船おおさか、2.大阪湾で漁獲された暖海性魚類のイタチザメ、3.大阪湾から絶滅した海浜植物ウンランの さく葉(押し葉)標本

(2,3は大阪市立自然史博物館提供)

 

日時

令和5年8月13日(日曜日)13時00分から15時30分頃まで
(開場・受付開始 12時30分)

場所

大阪市立自然史博物館 講堂(大阪市東住吉区長居公園1-23)
会場へのアクセスは自然史博のホームページにてご確認ください。

講演内容

  • 漁場環境観測の半世紀  温暖化、貧栄養化そして酸性化
    環農水研 水産研究部 主任研究員 秋山 諭
  • 無脊椎動物の標本記録からみる大阪湾の渚の原風景
    自然史博 学芸係長 石田 惣
  • 海浜植物の古いさく葉標本から見た開発以前の大阪湾の砂浜
    自然史博 学芸員 横川昌史
  • 所変われば品変わる?魚庭の魚の今と昔
    環農水研 水産研究部 研究員 木村 祐貴

 定員(博物館での聴講)

先着170名。定員を上回った場合、配信の視聴をご案内します。

参加費

無料(博物館での聴講の場合は博物館入館料(※)が必要)
※入館料:大人300円・高大生200円
 中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、
 大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書)。

配信

YouTubeでの同時配信を行います。
また、令和5年9月18日(月曜日・祝日)まで見逃し配信も行います。
【接続方法】※7月25日に追記しました!
YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネルにアクセスして、番組名「大阪湾セミナー 大阪湾の自然の変遷と課題」をクリックしてください。
開始時間になれば始まります。
番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに番組名を入れて検索してください。

申込み

事前申込み不要

今回の連携協定について

環農水研は大阪府域の環境保全・農林水産業の振興などに取り組んでおり、自然史博は大阪を中心とした地域の自然と人との関わり、およびその成り立ちについて、資料収集とこれにもとづく調査研究、様々な行事や展示をとおした普及教育などの活動を行っています。

環農水研と自然史博は、これまでも資料収集や調査研究活動における連携だけではなく、講師派遣や普及書の共著など、普及教育・展示活動においても長年、協力関係にありました。

今回の連携協定により、双方の得意なフィールドを活かし、資料や情報、人材の交流を活発化させることで、共同研究の高度化・加速化や、それぞれの調査研究の幅と質の向上、多様なニーズにあった普及教育活動を実施し、従来の分野を超えて社会への成果普及と教育への貢献をめざします。

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