大阪府立環境農林水産総合研究所

 

[農林]大阪オリジナルぶどうの愛称が「虹の雫」に決まりました!

公開日 2023年09月01日

大阪オリジナルぶどうの愛称が虹の雫に決まりました!

 環農水研が開発した大阪オリジナルぶどうの愛称募集をしたところ、790通ものご応募をいただきました。たくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました。

 厳正な審査の結果、愛称は「虹の雫」(にじのしずく)に決定しました。愛称の由来は、「収穫時期によって色が変化することから、まるで虹からの雫のプレゼントのようだと思った」と、命名者の浜本由紀さん。

 「虹の雫」の特徴は、栽培時期によって果皮色が変化することです。今から50年前の1973年に環農水研が育成した品種ですが、色の不安定さから当時は陽の目を見ることがありませんでした。その後、生産者の大阪オリジナルぶどうを望む声と時代の変化から色の多様性が好まれることが復活のきっかけとなり、2018年に品種名ポンタとして品種登録されました。フルーティな香りが特徴でどの果皮色の房も甘くておいしいぶどうです。

 
 この愛称のお披露目イベント「大阪ぶどうエキスポ2023@てんしば」を8月18日(金曜日)に開催しました。

 

会場には、大阪オリジナルぶどうのほかに、旬の大阪ぶどうが20種類並びました。ぶどう産地大阪ではたくさんの品種のぶどうが生産されています。

大阪ぶどうエキスポ2023@てんしばのようす 大阪産のぶどう、たくさんの種類が並びました

(左:イベントブースのようす、右:きれいに並べられた20種類のぶどう)

 

旬の大阪ぶどうの即売会、夏休み子ども企画 「品種あてクイズ大会」が行われ、多くの方でにぎわいました。

旬の大阪ぶどう即売会 品種あてクイズ大会

(左:旬の大阪ぶどう即売会 右:品種あてクイズ大会)

 

いよいよ愛称のお披露目です。ステージに「虹の雫」の文字が出ると、会場から拍手が沸き起こりました。
その後、環農水研理事長から、命名者の浜本さんに記念品を贈呈し、記念写真を撮影しました。

「虹の雫」お披露目  命名者の浜本さんと記念写真

(左:除幕式の後、「虹の雫」のお披露目 右:命名者の浜本由紀さん・ご子息の賢佑さん、石井理事長)

 

「虹の雫」の育成に関わった環農水研の関係者で記念写真を撮りました。

虹の雫よろしくお願いいたします

(左から三輪主任研究員、岡田 経営企画監、磯部 葡萄グループリーダー、柴尾 食と農の研究部長、石井理事長)

 

 今後も環農水研では「虹の雫」の普及を図り、ぶどう産地大阪の活性化につなげていきます。
 「虹の雫」は直売所等で販売されています。とっても美味しいので、是非食べてみてください!

 

 大阪オリジナルぶどう

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