公開日 2024年12月04日
環農水研は、11月16日(土曜日)に堺市産業振興センターで開催された、株式会社新興出版啓林館主催の「食と科学のふしぎ博 in 堺」に出展しました。このイベントは、大阪府内の小中学生に「理科の有用性」を伝えるため、子どもたちが特に興味を示す「食」をテーマに科学を実体験しながら、SDGsにも目を向けることを目的として開催されました。
環農水研ブースは、「塩を測ろう!」と「ブドウについて学ぼう」の2つのテーマで実験コーナーを設け、たくさんの小学生に体験していただきました。
「塩を測ろう!」では、まず減塩と普通のだしの素の塩分の違いを塩分計で測定し、同じ濃度に調整した後、味の違いを体験してもらいました。旨味を増やすなどの工夫で減塩しても美味しくなるという減塩への取組を学んでいただきました。参加者からは、「実験が楽しかった!」という感想をいただきました。
- 食塩についての勉強
- 塩分測定の実験風景
「ブドウについて学ぼう」では、まずは大阪がブドウの産地であることをお伝えして、その後、誰でも収穫時期が一目でわかる!スマートグラスを使ったブドウの模擬収穫を体験してもらいました。参加者はとても興味津々で、楽しい実験となりました。また、環農水研が育成した、大阪オリジナルぶどう「虹の雫」の試食も行いました。「虹の雫」の特長である甘さと香りの良さを体験いただき、大好評でした。
環農水研では、今後もイベント、セミナーなどさまざまな機会を活用して、取組のPRを行っていきます。
- スマートグラスの説明と「虹の雫」の説明・試食
- スマートグラスを装着
- スマートグラスで模擬収穫体験