公開日 2025年08月21日
環農水研は、2025年6月12日(木曜日)、8月4日(月曜日)に大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージで行われた催事「大阪産(もん)を食べて元気になろう! 大阪産(もん)のおいしい食べ方・楽しみ方」に出展しました。
6月12日(木曜日)の出展
ブースで水なす、泉州きくな、なにわの伝統野菜(毛馬胡瓜(けまきゅうり)、泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ))、GI大阪ワインを展示しました。
- ブースでの展示
- パネルを使って展示物について説明しました
ブースの外には、環農水研が育成した大阪オリジナルぶどう「虹の雫」、休眠期間の保存方法を工夫することにより、通常の開花時期よりも3か月遅れて咲かせたさくら(啓翁桜)を展示しました。
たくさんの方が足を止めて興味をもって見てくださいました。
- 大阪オリジナルぶどう「虹の雫」
- 3か月遅れて咲かせたさくら(啓翁桜)
ステージでは、開花処理したさくらに関するトークショーが行われ、園芸グループ 大石主任研究員が登壇し、環農水研での技術開発についてご紹介しました。
また、各ブースのPRタイムが設けられ、食品グループ 高井グループリーダーが登壇し、ブースでの展示や試食についてPRしました。
- 開花処理したさくらに関するトークショー
- (大石主任研究員:左から二人目)
- ブースのPR
- (高井グループリーダー:左)
さらに、きくなで作った草餅の試食、水なすの浅漬け・減塩浅漬けの食べ比べも行い、今後の取組の参考とさせていただくため、アンケートも実施しました。試食された方からは、「きくなの風味をしっかり感じられておいしい」「普通の浅漬けも減塩の浅漬けもどちらもおいしい」などの声をいただきました。水なすの浅漬け・減塩浅漬けの製造には、昨年度、共同研究を行った堺共同漬物株式会社にご協力いただきました。
- きくな草餅の試食
- 水なすの浅漬け・減塩浅漬けの食べ比べ
8月4日(月曜日)の出展
ブースでは大阪オリジナルぶどう「虹の雫」の展示・試食を行いました。栽培条件により果皮色が変化するので、ピンク・オレンジ・黄色・みどりの「虹の雫」を並べました。びん詰めにしたら、カラフルでとてもかわいいインテリアのようになりました。この「虹の雫」の特長はカラフルな見た目だけではありません。香りが豊かで甘くフルーティで、糖度は約20度のとてもおいしいぶどうです。試食した方からは、「とても甘くて美味しい!」「どこで買えるのか知りたい!」などのコメントをいただきました。
- 大阪オリジナルぶどう「虹の雫」いろんな果皮色があります
- 大阪オリジナルぶどう「虹の雫」の試食
また、6月と同様に、泉州きくな草餅の試食、水なすの減塩浅漬けの試食を行いました。アンケートにもご協力いただきました。
- きくな草餅の試食
- 水なすの減塩浅漬けの試食
ブースの外には、大阪オリジナルぶどう「虹の雫」の鉢を展示しました。旬を迎えて、果実がしっかりと実っています。道行く方が足をとめ、興味を持って見てくださいました。
ステージでは、各ブースのPRタイムが設けられ、食品グループ 高井グループリーダーと、企画グループ 山本主研が、軽快な掛け合いをしながら環農水研の取組を紹介しました。
大阪・関西万博の会場で、たくさんの方に環農水研の取組を知っていただけるとても有意義な機会となりました。
環農水研は、今後も大阪産(もん)に関する調査研究や魅力発信を行っていきます。