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ヒメガムシ

ヒメガムシはゲンゴロウと同じ甲虫の仲間で、形も良く似ています。 しかし、ゲンゴロウの後脚がオール状になっていてスイスイ泳ぐのに対して、ガムシの脚 (※1)はそのように特殊化せず泳ぐ時も全ての脚を必死に動かして泳ぐよりも歩くような感じです。また、呼吸の仕方も異なり、ゲンゴロウは翅 と腹部の背面の間に空気を貯めて呼吸するのに対して、ガムシの仲間は体の腹面全体(※2)に空 気を貯めます(腹部が銀色に見えるのは空気を貯めているため)。
ガムシは漢字で書くと、”牙虫”で体の腹面にある長い針状突起(※3)が獣の牙のように見え るということから名前がつきました。

(※1)ガムシの脚

(※2)体の腹面全体

(※3)長い針状突起
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