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ハイイロゲンゴロウ

生物多様性センターで、このゲンゴロウは非常に個体数が多い年があるかと思うと、まったく姿をみない年もあり発生に ムラのある種類です。体色から名前がついたようですが、あまり灰色には見えません。ゲンゴロウは鞘翅と腹部の間に空気をためて呼吸 しており、換気のため水面に上がったり潜ったりがとてもせわしなくて見ていて疲れるほどです(お尻の気泡は、ためた 空気の塊が見えているもの)。ゲンゴロウのオスとメスは前脚の形 で容易に見分けがつきます。オスでは脚の一部が吸盤になっていて張りつくことができますが、これは体のすべすべしたメスの背中 にのって交尾(※1)するためです。

(※1)交尾
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