水草図鑑(在来種)
ア行
アサザ
Nymphoides peltata O.Kuntze
ミツガシワ科アサザ属
                            
アサザは全国の湖沼、池などの浅いところに群生する浮葉性の多年草で、浅沙(アサザ)と呼ぶ。 根茎は水底上を横走し、節からヒゲ根を出し、そこに定着して広がる。葉は濃緑色で光沢あり。 2週間くらいで生え換わる。ヨトウガやマダラミズメイガの幼虫の好物で1~2日で葉が穴だらけになる。 このことを利用して水中の窒素やリンの除去に役立て、環境保全への取り組みが行われている。 葉は丸い心臓形で、葉柄と葉の接続部を上から見ると赤い葉緑は波を打っているものと打っていないものがある。 花期は5~10月3~5cmの黄色~橙黄色の5花弁の花が咲く。越冬は根茎か種子。環境省レッドリスト2020では「準絶滅危惧」、大阪府レッドリスト2014では「情報不足」とされる。

    
    
    
                                	大阪湾の生き物図鑑
                                
                                	大阪湾のさかな図鑑
                                
                                	淡水魚図鑑(在来種)
                                
                                	淡水魚図鑑(外来種)
                                
                                	水草図鑑(在来種)
                                
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                                	甲殻類(エビ・カニ)図鑑
                                
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                                	大阪府の水生生物(在来種)
                                
                                	大阪府の外来生物