大阪府立環境農林水産総合研究所

図鑑

水草図鑑(在来種)

マ行

ミズキンバイ
Ludiwigia peploides
アカバナ科 チョウジタデ属

ミズキンバイ

大阪府内には自然分布の記録は無い。 長い地下茎を伸ばし、繁茂すると水面を覆う。 泥中にある地下茎からはときに尾状の呼吸根を出す。 夏に黄色の花を次々に咲かすが、花は一日で散る。 花弁は5個、倒卵円形で先端は凹む。 ミズキンバイは「水金梅」、現在では、水域の埋め立てや除草剤の影響で少なくなり、絶滅に瀕している。 本州、四国、九州の水田や沼、水路に生える、浮葉~抽水植物。環境省レッドリスト2020「絶滅危惧Ⅱ類」。

ミズキンバイ