大阪府の外来生物
貝
スクミリンゴガイ

<外来種>
本種は南米原産の巻貝で、別名ジャンボタニシと呼ばれる。しかし、リンゴガイ科に属し、タニ シ科ではない。 1980年代はじめに台湾から食用として本邦へ持ち込まれた。しかし、需要が少なく採算がとれないため、廃棄された個体が逸出して西日本を中心に分布を広げている。
雑食性で植物質のエサを好むため、イネやレンコンなどの農作物を食害する。 用水路の壁や植物の茎などに産みつけられる卵塊(※1)は鮮やかなピンク色でよく目だつため、生息の有無はすぐ判定できる。生態系被害防止外来種リストにより、「重点対策外来種」に指定されている。

(※1)卵塊
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