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オオキンブナ

オオキンブナ Carassius buergeri buergeri はコイ科コイ亜科に属し、西日本中心に中部、近畿、中国、四国、九州北部に多く生息する。 府内での生息の状況は、ギンブナと混同されていたため不明であるが、淀川水系などで生息することが 示唆されている。大きな河川の下流域などで生活し、ギンブナと混生するこ とも多い。雑食性であるが、底生動物を好み、エサを濾しとるための鰓耙(さいは)の数はギンブナや ゲンゴロウブナに比べて少ない。体色はギンブナやゲンゴロウブナと比べて、 黄色みが強く、名前の由来となっている。また、ギンブナやゲンゴロウブナよりも体高が低く、背ビレの 軟条数が15本程度とやや少ないなどの特徴をもつ。 産卵期は4-6月で、産卵生態は他のフナ類とほぼ同じである。 ギンブナと異なり、本種では雌雄はほぼ同じ程度存在する。食用として、利用されることもある。
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