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ア行
オイカワ

オイカワ Opsariichthys platypus はコイ科ダニオ亜科の魚で、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、台湾、中 国南東部に分布する。大阪府ではほとんどの河川に生息する。産卵期は5~8月で、流れ の緩やかな平瀬の砂礫底に雄が産卵床を作り、1対の雌雄で産卵する。卵は直径1.5~ 2.0㎜の沈性付着卵で、4~5日でふ化する。ふ化仔魚は産卵床内で3~4日間過ごし たのち泳ぎ出し、岸辺をゆっくりと河口近くまで流下しながら成魚近くまで成長する。そ の後中流域に上がり、そこで生活する。1年で10~11㎝になる。雑食性で、付着藻類 を中心に水・陸生昆虫、底生生物や浮遊生物を捕食する。河川改修による平瀬の拡大によ って、生息量の増加がみられる。釣り対象となる。
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