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イシガレイ

イシガレイ Kareius bicoloratus はカレイ科イシガレイ属に属し、日本全域に広く分布する。沿岸の砂泥底に多く生息しているが、 内湾や河口域にもしばしば侵入する。底生の甲殻類、ゴカイ類、貝類、底生魚などを食べる。府内では淀川河口や泉州の河川 での生息記録がある。体表には鱗がまったくないが、成魚では体表の有眼側に2-3列の石状の骨板がある。イシガレイの名前 の由来は、この骨板による。産卵期は12-3月で、湾奥部の河口沖合いで産卵する。卵は浮性卵で、ふ化仔魚は普通の魚と同様 に左右対称の体をしているが、体長11mmぐらいになると左側の眼が反対側に移動しはじめる。
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