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シロヒレタビラ

シロヒレタビラ Acheilognathus tabira tabira はコイ科タナゴ亜科に属し、北上川と米代川(秋田県)以南の本州と九州に分布する。 国外では朝鮮半島中部及び中国大陸にも生息する。1年で4~5cm、2年で6~8cmになり、多くは2年で成熟し、 3月下旬から9月でタテボシガイ・マツガサガイ・イシガイなどの淡水産の二枚貝に産卵する。受精後2日でふ化し、 10日ぐらい貝の中で卵のうを吸収して生活し、全長mm(後期仔漁期)に成長して水中へ泳ぎだしてくる。 成魚になると水通しの良い比較的開けた流れのある場所、特に岩・石・杭などのある場所に多くすみ、 付着藻類・底生藻類などを食べる。産卵期には雄は明瞭な婚姻色を呈する。環境省レッドリスト2020「絶滅危惧ⅠB類」、 大阪府レッドリスト2014「絶滅危惧Ⅰ類」。
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