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淡水魚図鑑（外来種）

魚類

ニジマス

　本種はサケ科サケ亜科の魚で、北米の太平洋側が原産地。日本には1800年代後半以降に導入された。養殖が容易であるため、日本各地の河川に放流されている。エサ釣りのほか、フライフィッシングやルアー釣りの対象種として人気がある。大阪府でも、河川の水温が高くならない秋～春にかけて、北部の河川に放流されており、釣りを楽し める。しかし、自然繁殖している河川は府内にはない。昆虫や甲殻類、さらに大型の個体は魚類も捕食する。名前の由来は、体側の赤みを帯びた縦帯を「虹」に見立てたことによる。原産地では、海に下るものも多く、スチールヘッドと呼ばれる。 生態系被害防止外来種リストにより、「産業管理外来種」に指定されている。