淡水魚図鑑(外来種)
国内外来種
ヌマチチブ

本種はハゼ科チチブ属に属し、国内では北海道から九州まで分布する。国外では朝鮮半島と中国に生息 する。府内では淀川で生息記録があるが、他水系からの国内外来種であると考えられる。
岩や倒木、杭などや礫底など隠れ場所の多い場所を好み、隠れ場所になわばりをつくる。 本種はチチブと同種と考えられていたが、現在は別種とされている。 胸ビレ基底部に黄土色の横帯があり、その中に不規則に走る橙赤色の線があること、 また尾柄が細い傾向にあるのがチチブと区別される特徴である。産卵期は春から夏で、石の下などにオスが産卵室 をつくり,雌を誘いいれる.雌が産卵室の天井に産んだ卵をオスはふ化まで守る。 本来川と海とを往復する種類であるが、容易に陸封される。小型のものは佃煮の原料になるほか天ぷらなどに用いる。
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