公開日 2013年09月24日
水生生物センターでは敷地内にある水田型試験池を活用した体験学習プログラムとして「田んぼの生きもの教室~お米と魚を育てて、田んぼの生きものをさがそう~」を実施しています。
田んぼはお米を育てるだけでなく、食用魚の養殖ができる場所であるとともに、様々な生きものが暮らす場所でもあります。
この教室では親子でお米や魚を育て、虫やカエルなどの生きものにふれることで生物多様性や食について学ぶことを目的としています。
今回は公募で集まった小学生親子を対象とした田植え(6月)から収穫(10月)までの4回連続教室の第2回目です。
前回(第1回目6月22日)に行った「田植え」と「タモロコの放流」の後、稲や魚がどのくらい成長したかを調べ、水田の昆虫や植物について学びました。
田んぼでの作業
左:水田内に生えている草を抜きました。草が多く生えているとお米の収穫量が減ってしまいます。
右:田んぼに生えている植物の中には大阪では希少種となっているものもありました。田んぼの隅に移植して、どんな花が咲くのかを観察します。
生きもの探し
右:水の中にはヤゴやオタマジャクシがたくさんいました。
左:田んぼの稲の上や畔(あぜ)ではトンボやバッタを見つけました。
左:写真は多く見られたアオモンイトトンボ(右:オス、左:メス)
右:見つけた生きものについて解説しました。
※田んぼの稲の生育状況や、見られた生きものについては別ページで収穫まで10日に一度程度紹介しています(「田んぼの生きもの教室」ページ)
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水生生物センター(水産研究部 内水面グループ)
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