公開日 2015年04月10日
大阪府立環境農林水産総合研究所(以下「環農水研」)は積水ハウス株式会社(以下「積水ハウス」)、大阪府、大阪府立大学(以下「府立大学」)と平成27年3月25日に新梅田シティにおいて、「おおさか生物多様性パートナー協定」宣言書調印式を行いました。
本協定は大阪府が、生物多様性保全に率先して取り組む企業に対して、大学・試験研究機関などと連携して支援を行うことにより、企業による生物多様性保全活動の取組みを促す制度として、昨年度全国に先駆けて創設したもので、当研究所はビオトープの生物多様性に配慮した維持管理や、希少種保護の学術的・技術的な助言・指導を行う立場から協定に参画しています。
本協定に基づく積水ハウスの活動は、大阪市北区新梅田シティ内に整備した「新・里山」、「希望の壁」における生物多様性に配慮した緑地の維持管理活動や環境学習です。
企業敷地内の緑地(新・里山)における生物多様性に配慮した管理を通じ、市街地でのエコロジカルネットワークの構築を進めるとともに、周辺ビルに勤務するオフィスワーカー等への意識啓発や、ビオトープをフィールドとした環境学習を通じた地域貢献などの波及効果が期待されます。
新里山 |
新里山ビオトープ |
協定者と主な役割
- 積水ハウス:自社敷地内(大阪市北区新梅田シティ)に整備した「新・里山」「希望の壁」における生物多様性に配慮した緑地の維持管理活動及び同地を活用した環境学習などの地域貢献活動
- 府立大学 :生態系に関する専門的な調査などの技術的支援
- 環農水研 :「新・里山」内のビオトープの維持管理や、希少種(水生植物)等の保護管理活動に対する助言・指導
- 大阪府 :活動内容の認証及びホームページ等による活動紹介
宣言書調印者
- 積水ハウス 石田建一 執行役員環境推進部長
- 府立大学 平井規央 准教授
- 大阪府 小河 保之 副知事
- 環農水研 大河内 基夫 理事長
(左から)平井准教授、石田部長、小河副知事、大河内理事長
今後、協定締結に伴う活動のひとつとして、本年6月以降に、大阪府レッドリスト2014で絶滅危惧1類に選定されているミズアオイ(水生植物)を、「新・里山」に移植することを検討しています。
このミズアオイは、積水ハウス「新・里山」と同じく淀川水系に位置する寝屋川市内の用水路で平成16年に見つかり、水生生物センターで保存していたものです。
ミズアオイの花
これまでの協定締結先
関連リンク
おおさか生物多様性パートナー協定(大阪府HP 外部リンク)
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水産研究部 内水面グループ(水生生物センター)
担当:山本
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