公開日 2015年10月13日
10月4日、当研究所 水生生物センターにて、こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」を開催しました。
秋晴れの中、小学生とその保護者60名の皆さまにご参加いただきました。
このイベントは、淀川のシンボルフィッシュであり天然記念物のイタセンパラを身近で観察したり、センター内のビオトープ池に棲むたくさんの生きものとふれあい、研究員と一緒に学ぶことで、大阪や淀川の自然環境や生きものの大切さを体感していただくことを目的として、開催しています。
子どもたちは、タモ網を片手にビオトープ池に入り、天然記念物イタセンパラをはじめメダカやヤゴなど池の中にすむ多くの生きものを捕まえました。生きものが網に入ると「これは何?」「初めて見た」などと目を輝かせながら、熱心に観察していました。
また、ビオトープ池の横に設けたコイのタッチングプールでは、歓声を上げながら泳いでいる鯉とふれあっていました。
最後に、子どもたちが捕まえた生きものについて研究員が解説を行いました。
なお当日の運営には水生生物センターサポートスタッフの皆様にもご協力いただきました。
今後もイタセンパラをはじめとする水辺の生きものについて調査研究を進めるとともに、一般の方に興味を持っていただく活動を合わせて進めて参ります。
水生生物センタービオトープ池
ビオトープ池での生きものさがし
何がとれたのかな?
大物をつかまえたぞ!(タッチングプール)
地引網調査もみんなでしました。
捕えたイタセンパラや水辺の生きものについて勉強しました。
※通常は水生生物センター内での生きもの採集はできません。
※イタセンパラは法律で採捕などが禁止されています。イベントの実施にあたっては文化庁より許可を受けています。
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