公開日 2016年10月12日
10月2日、当研究所 水生生物センターにて、こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」を開催しました。
夏を思わせる天候の中、小学生とその保護者78名の皆さまにご参加いただきました。
このイベントは、淀川のシンボルフィッシュである天然記念物「イタセンパラ」の観察や、ビオトープ池に棲むいろいろな種類の生きものとのふれあいにより、大阪や淀川の自然環境と生きものの大切さを体感してもらうことを目的として、開催しています。
子どもたちは、タモ網を片手にビオトープ池に入り、イタセンパラをはじめメダカやヤゴなど池の中にすむ多くの生きものを採集しました。最後に、子どもたちが捕まえたくさんの生きものについて、名前当てクイズや職員による解説を行いました。
なお当日の運営には水生生物センターサポートスタッフの皆様にもご協力いただきました。
今後もイタセンパラをはじめとする水辺の生きものについて調査研究を進めるとともに、一般の方に興味を持っていただく活動を合わせて進めて参ります。
ビオトープ池での生きものさがし
コイをつかまえたぞ!(タッチングプール)
地引網調査もみんなでしました。
捕えたイタセンパラや水辺の生きものについて勉強しました。
※通常は水生生物センター内での生きもの採集はできません。
※イタセンパラは法律で採捕などが禁止されています。イベントの実施にあたっては文化庁より許可を受けています。
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