海外からの侵入害虫等の発生生態と有効薬剤の解明
海外からの侵入害虫等の発生生態と有効薬剤の解明
【ミカンキイロアザミウマ雌成虫】
海外からの農作物輸入の増加に伴い、府内では海外からの侵入害虫などの発生が増加し、最近では、トマトサビダニ、イチジクモンサビダニ、ミカンキイロアザミウマ、マメハモグリバエ、トマトハモグリバエ、タバココナジラミバイオタイプQ、アワダチソウグンバイなどが発生しました。
また、地球温暖化により、これまで府内では発生が少なかった南方系の害虫が増加しています。最近では、オオタバコガ、ハイマダラノメイガ、イチジクヒトリモドキなどが増加しました。
このため、これらの害虫の府内での発生生態を調査するとともに、防除のための有効薬剤について明らかにしました。