当研究所では、水ナス栽培に適した台木の育成に取り組み、細胞融合技術により新しいナス台木を開発しました。この台木は根張りに優れているため、生産が安定するだけでなく、果形がよくなるというメリットもあります。
この台木は、平成15年に「羽曳野育成1号」として品種登録されました。現在も府の事業を通じて、生産者団体へ採種用の苗を供給しています。